「まんが日本昔ばなし」は、日本人らしさや日本人の心、そして先人たちが大切にしてきた知恵や価値観が数多く詰まった、かけがえのない作品だと思います。
古来より今日に至るまで、私たちの祖先が日本人の精神や文化を大切な宝として守り、育み、次の世代へと受け継いできたように、「まんが日本昔ばなし」もまた、未来の世代へと継承していただきたいと心から願っています。
それは、特定の個人や組織の都合、政治的な思惑、あるいは利権のために存在するものではありません。
日本で生きるすべての人々、そして国籍や世代を問わず、日本文化に触れ、学び、心を通わせる世界中の人々にとって、価値ある文化的財産であってほしいと願っています。
大切なのは、作品を単に保存することではなく、そこに込められた精神や知恵、思いやり、自然への敬意、人と人とのつながりを、これから生まれてくる子どもたちにも届け続けることです。
過去から受け取った宝を、今を生きる私たちだけのものにせず、未来を生きる人々へと手渡していく。
「まんが日本昔ばなし」が、これから先の100年、200年、そしてその先の未来においても、人々の心を豊かにし、日本文化と世界をつなぐ作品であり続けることを願っています。